老人ホームにはどんな種類があるの?

老人ホームの種類を詳しくご紹介します

 

老人ホーム、いわゆる高齢者が入れるや介護施設や住まい(住居)にはどのような種類があるのかをご紹介します。

 

介護保険法や老人福祉法といった法律の関係があり、色々な種類があって正直分かりにくいです。

 

しかし、各施設の種類や概要などをしっかり理解しておかないと、ご両親や自分の条件に合った施設はどこなのかなどの判断ができませんよね。

 

ここでは、高齢者向けの介護施設や住まいを大きく10種類に分けて、その概要と特徴ご紹介します。

 

施設や住まいによってはさらに細かい分類に分かれていきますが、ひとまず10種類あることを大まかに把握しましょう。

 

また、それぞれの施設や住まいの詳細については、各施設の解説ページにてさらに詳しくご紹介しています。

 

 

10種類の老人ホームを「公的に運営されている施設・住まい」と「民間運営の施設・住まい」に分類

10種類もある高齢者向けの施設・住まいですが、それぞれに目的や対象としている人が異なります。

 

老人ホームをお探しの方にとっては、「公的な施設の方が、費用の面で安いので、まずは公的な施設を検討したい。」という方が多いかと思います。

 

そこで、まずは10種類の施設を「公的に運営されている施設・住まい」と「民間運営の施設・住まい」に分類してみましょう。

 

以下の表がその一覧表です。

 

公的 介護老人福祉施設
(特別養護老人ホーム)
介護保険施設
介護老人保健施設
介護療養型医療施設
軽費老人ホーム 老人福祉施設
養護老人ホーム
シルバーハウジング 公的賃貸住宅
民間 グループホーム 認知症高齢者向けの共同生活住居
有料老人ホーム 高齢者向けの住居
サービス付き高齢者向け住宅
シニア向け分譲マンション

 

聞いたことがあるものもあれば、そうではないものもあると思います。

 

老人ホームには、リハビリや認知症介護などを目的とした施設や、必要な介護の程度によって利用できる施設が何種類かあります。

 

では、それぞれの施設や住まいの概要をご説明します。

 

介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)

介護老人福祉施設は一般的には特養(特別養護老人ホーム)と呼ばれる、介護施設の中では最も代表的な施設になります。

 

3種類ある介護保険施設の中の1つです。

 

要介護3以上の方が入居して、終身の介護が行われるのが特徴として挙げられます。

 

以前までは4人部屋が一般的であり、個別の対応というものが難しかったのですが現在では個室対応型の特養も出てきており、個別的な対応が出来やすくなってきています。ユニット型特養などがそれに当たります。

 

特養と言えば特養待ちというのが特徴的です。特養は料金が安くなおかつ終身介護をしてくれますので、非常に人気が高く人気のあるところでは1年以上待たないと入居が出来ないところもあります。

 

しかし、これは新しい特養は当てはまりません。新しい特養は個室できれいな建物ですが、その分利用料金が高くなりますので、新しい特養に限って言えば特養待ちは発生していない場合がります。

 

特養は近年法改正があり要介護3以上の方しか入居することができなくなりました。

 

介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)の詳しい解説はこちら

 

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介護老人保健施設(老健)

介護老人保健施設(老健)は医療施設と介護施設のちょうど中間に位置づけられる施設です。

 

3種類ある介護保険施設の中の1つです。

 

その特徴としては、病院と自宅の間の施設としてあるということです。

 

最近の病院は長期間の入院をさせてくれず、治療が終われば即退院というケースも少なくありません。

 

直接自宅に帰ることが不安だと感じている方は老健に入居してリハビリなどを受けて、身体状態の安定を目指します。

 

生活ができるぐらいに回復すれば自宅に帰り、自立した生活を送ることが出来ます。

 

そういった点から考えてみると終身介護をしている特養と比べれば、自宅に帰ることを目的としている老健は全く別の施設であるといえます。

 

医師も在中していますし、看護師の数も多い、リハビリ職員もいます。医療的にもリハビリ的にも充実しているのが老健のとくちょうであるといえます。

 

老健は要支援1以上でないと入居することが出来ません。

 

介護老人保健施設(老健)の詳しい解説はこちら

 

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介護療養型医療施設

療養型施設と呼ばれる介護施設となっています。介護施設といってもそのほとんどが病院と併設をしている施設であり、ほとんど病院と変わらない介護施設となっています。

 

3種類ある介護保険施設の中の1つです。

 

医師が数名在籍しており、看護師の数も多く病院と変わらないぐらいのサービスを受けることが出来ます。

 

そのため、入居の長期化というのが問題となっており、そのあおりを受けて療養型施設は廃止されることが決定されています。

 

今から療養型施設に入ることはほとんどなく、医療が強化された老健に入るのが一般的であるといえます。

 

療養型施設は要介護1以上の方しか入居することが出来ません。

 

介護療養型医療施設の詳しい解説はこちら

 

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軽費老人ホーム(A型・B型・C型ケアハウス)

軽費老人ホームはケアハウスと呼ぶ方もいますが、具体的にはケアハウスは軽費老人ホームのC型を指します。

 

A型、B型は自立型であり、どちらもある程度日常生活が自立した60歳以上の方を対象としています。そのため、元気な高齢者でないと入居することができません。

 

対してケアハウスは要介護者でも入居できるのが特徴的です。

 

軽費老人ホームというぐらいなので、利用料金としては安めです。所得によって変化しますが、安い方では月に6万円程度で生活をすることが出来ます。

 

自宅で一人で生活することが不安だったり、倒れたり何かあったときにすぐに対応してもらえる安心感から入居する方は多くいます。

 

ケアハウスは近年高額なところも出てきており、軽費だから安いと考えておくと思わぬところで高額な利用料を支払う可能性もありますので注意しておきましょう。

 

軽費老人ホームの詳しい解説はこちら

 

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養護老人ホーム

通常老人ホームは入居の希望があってから入居をしますが、養護老人ホームは希望をしなくても入る場合、言い方を変えると入れさせられる場合があります。

 

養護老人ホームはその名の通り高齢者を養護する施設になります。在宅で生活をしていて生命に危険がある状態になった、虐待を受けているなど、養護するに該当する方は市町村の権限を持って入居します。いわゆる保護をされる形になります。

 

ほとんどの方は養護老人ホームで保護されたのちに、違う施設に移ることになりますが、家族から隔離をする必要があるなどの事情を抱えている場合であれば、そのまま養護老人ホームに入居し続ける場合もあります。

 

養護老人ホームだけは他の施設と違って措置入居が基本であることを覚えておきましょう。入居に際しては介護度は必要なく、保護する条件に当てはまれば入居となります。

 

養護老人ホームの詳しい解説はこちら

 

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シルバーハウジング

シルバーハウジングは通常の集合住宅の形ですが、高齢者が住みやすいようにバリアフリーや緊急通報装置が付けられた高齢者向けの賃貸マンションです。家賃も補助が出ます。

 

まだまだ元気な高齢者が住むようなところであり、人気の高いのがシルバーハウジングの特徴であるといえます。

 

シルバーハウジングは市町村の抽選によって住居者が決められるような形態になっていますので、入居希望者が多いとそれだけ抽選に漏れる確率が高くなってしまいますので注意が必要であるといえます。

 

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グループホーム

認知症のための施設がグループホームです。

 

特養や老健でも認知症の方は入居されていますが、認知症でない方も入居しています。

 

しかし、それに対してグループホームに入居されている方は全員が認知症です。認知症の方が集団で生活をすることによって、認知症の進行を遅らせることが期待できます。

 

特養や老健と違って株式会社でも運営が出来るのが特徴的であり、それぞれのグループホームでサービスに差があるといえますし、利用料金に関しても施設によって高いところ、安いところがあります。

 

認知症で悩む家族からの相談を受けたり、認知症に関するケアを発表したりなど、認知症に特化しているのがグループホームです。

 

グループホームは要支援2以上の方でないと入居することはできません。

 

グループホームの詳しい解説はこちら

 

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有料老人ホーム(介護付き・住宅型・健康型)

有料老人ホームは株式会社などが主に運営している介護施設であり、料金が非常に高いのが特徴的であるといえます。

 

料金が高いがゆえに、施設の豪華さやサービスの充実差も他の施設にはない特徴も兼ね備えています。

 

有料老人ホームは介護付き、住宅型、健康型と3つの種類があります。

 

介護付きが最も介護が充実しており、健康型は元気な高齢者向けの施設であるといえます。住宅型はちょうど中間の施設であるといえます。

 

株式会社が運営していますので、施設によってのサービスの差が非常に大きいです。

 

傾向としては料金が高いところほどサービスが充実しており、料金が安いところはサービスが簡素である傾向があります。

 

有料老人ホームの詳しい解説はこちら

 

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サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

サ高住はその名の通り、高齢者向けに作られたサービス付きの住宅です。住宅といっても個室の老人ホームのような形をしています。

 

サ高住で提供されるサービスとしては、見回りと生活相談、食事提供があります。

 

そのため、形態としては要支援1〜要介護1程度を想定していますが、場所によっては介護サービスを充実させて要介護5でも生活が出来るところもあります。それぞれ施設によって違います。

 

また、サ高住は近年有料老人ホームの総量規制を受けて非常に多くの数の施設が作られているのが特徴的であり、特に高齢者が多い都会などではその数は爆発的に増えてきているといえるでしょう。

 

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の詳しい解説はこちら

 

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シニア向け分譲マンション

通常高齢者向けの住宅は賃貸が一般的ですが、シニア向け分譲マンションに関してはその名の通り分譲であることが特徴的です。そのため、資産として活用することが出来ます。

 

通常のマンションよりも値段が高いことが多いですが、その分設備やサービス面が充実しています。

 

生活相談などを請け負ってくれるコンシェルジュのような方がいたり、そのマンション独自で介護サービスを行っているところもあります。

 

分譲ですのである程度資金力が必要ですが、資金がある方であれば入居をして、子供にマンションを譲るなどする方もいます。

 

また売却をすることができますので、有料老人ホームに入居する際の一時金を売却をしたお金で支払う方もいます。

 

シニア向け分譲マンションの詳しい解説はこちら

 

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参考:
厚生労働省:政策レポート(高齢者の住まい)(http://www.mhlw.go.jp/seisaku/2009/03/01.html
厚生労働省:施設・居住系サービスについて(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000044903.pdf

 

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