シニア向け分譲マンションとは

シニア向け分譲マンションについて詳しく解説します

 

高齢者を対象とした住む場所には様々な種類のところがありますが、そのほとんどは介護保険が適用されているところです。

 

しかし、今回ご紹介するシニア向け分譲マンションは介護保険外の住居です。

 

シニア向け分譲マンションとはどういったところなのか、サービス内容や費用など様々な観点からご紹介していきます。

 

 

シニア向け分譲マンションはどんな施設?

  • 高齢者向けの設備やサービスを備えた分譲マンション

 

シニア向け分譲マンションは、高齢者向けの設備やサービスを備えた分譲マンションです。
外から見ると通常のマンションとほとんど変わりません。シニア向け分譲マンションと言われなければわからないでしょう。

 

なぜこのようなマンションが出来たのかというと、高齢者の住む場所の確保が挙げられます。

 

通常高齢者は住む場所を購入する時は若い方と比べるとハードルが高いです。特に一人暮らしの場合は、孤独死などのリスクがありますので不動産側としていい顔をしません。

 

また、有料老人ホームなどは高い入居一時金を支払いますが、それは基本的には「利用権」を購入しているのです。つまり、退去したらそれは何も残らない状態です。

 

それに対して、シニア向け分譲マンションは、マンションの所有権を購入することが出来ますので、資産となり退去後も子供に譲ったり、売却をしたりなど自由にすることが出来ます。

 

そういった背景からシニア向け分譲マンションができました。

 

設置者・運営者

民間の営利法人

 

シニア向け分譲マンションにはどんな人が入れるの?

  • 年齢制限は特になし
  • 自立〜軽度の要介護
*物件により異なります。

 

シニア向け分譲マンションは、「シニア向け」と名前がついていますが、年齢制限は特にありません。

 

しかし、物件によっては「50歳以上」「60歳以上」「65歳以上」など年齢制限が設けられていることがあります。

 

多くのマンションでは55歳から65歳程度を購買層として考えていますが、その幅はマンションによって大きく違います。よって、年齢制限については、事前によく確認しておく必要があります。

 

入居の対象としているのは、自立している、もしくは軽度の要介護の高齢者です。自立して生活が可能な高齢者であり、高齢になってきて生活することに対して不安を感じる人を対象としています。

 

例えば、孤独死は嫌だと考えている方や、安心して生活を送りたいと考えている方などを入居者として考えています。

 

また、分譲マンションですので、購入資金が必要です。多くの方はローンで入居することが多いですが、それでも頭金を入れないとローンは受けれないことが多く、ある程度の資金力が必要となります。

 

シニア向け分譲マンションではどういうサービスが受けられるの?

シニア向け分譲マンションで受けることができるサービスには以下のようなものがあります。

 

  • バリアフリー化された施設
  • レクリエーション施設
  • フロント・コンシェルジュサービス
  • 見守りサービス
  • 食事の提供サービス
  • 掃除、洗濯などの家事支援・代行
  • 医療機関との提携
  • 訪問介護事業所・居宅介護支援事業所との提携
*一般的な例です。物件により異なります。

 

施設面

シニア向け分譲マンションで特徴的なのは、施設面のサービスで、建物や設備がバリアフリー化されていることです。高齢者が住むことを配慮した作りになっています。

 

また、大浴場やプール、フィットネスジムジム、図書室、娯楽室などのレクリエーション施設が充実しています。このような共用施設があることで、健康を維持したり、入居者同士のコミュニケーションをとることができます。

 

サービス

施設以外のサービスでは、フロントやコンシェルジュによる生活サポートや、スタッフや看護師による見守りサービス、レストランや代行による食事サービス、掃除や洗濯などの家事支援・代行サービスなどがあります。

 

その他、、役所手続き代行、ごみ収集、体操クラブ、各種同好会の運営などもマンションが管理している場合もあります。

 

さらに、医療機関と提携していて、健康管理や緊急時の医療サービスを受けることができます。医療機関が併設されているマンションもあります。

 

よくシニア向け分譲マンションに入居すると介護サービスを受けることが出来ると思う方がいらっしゃいますが、介護サービスを提供しているところはありません。
シニア向け分譲マンションは介護保険が適用されていませんので、介護サービスは別の事業者から受ける必要があります。

 

介護サービスを使う場合は、介護認定を受けてケアマネジャーと契約をし、外部のサービス事業者と契約をする必要があります。
なぜかというと、シニア向け分譲マンションは「介護施設」ではなく「自宅」ですから、介護サービスは「居宅サービス」を受ける形になるからです。

 

ただ、外部のサービスといっても、マンションによってはケアマネジャーがいる居宅介護支援事業所や訪問介護事業所をマンション内に併設しているところもあります。

 

なので、一見マンションのサービスで介護サービスが受けられるような形に見えますが、実態としては、マンションとは別の訪問介護事業者と契約をして介護サービスを受けているということになります。

 

また、自宅で療養生活が送れるように看護ケアを提供する、訪問看護ステーション(訪問看護事業所)を併設しているところもあります。

 

購入を検討しているマンションがどんなサービスを実施しているのか、自分が求めているサービスの有無をしっかりと調べておくことが必要になります。
マンションの資料やパンフレット、ホームページなどに掲載されている情報を確認しましょう。

 

シニア向け分譲マンションはいつまで入居できるの?

  • 入居期限はありません

 

入居期限はありません。生涯所有していることは可能です。
ただし、病気になって入院が必要になったり、要介護度が重くなったり、認知症になったりした場合は、住み続けられなくなる可能性もあります。

 

シニア向け分譲マンションの費用はどれぐらいかかる?

  • 入居時:数百万円〜数億円
  • 月額費用:10〜30万円(目安)

 

シニア向け分譲マンションの価格は、マンションによって異なります。数百万円で購入できるところもありますし、数億円かかるところもあります。それぞれ設備や立地条件などによって変わってきます。

 

また、管理費や修繕積立金などの費用が毎月かかってきます。食事などのオプションサービスを利用すれば、その分の費用もかかります。
さらに、介護サービスを利用すれば、介護保険の自己負担分の費用もかかります。

 

シニア向けに作られていますので、管理人の数も多いところが多く、設備に関してもお金をかけているところもありますので、通常のマンションと比べれば高い傾向にあります。しかし、これもマンションによって異なります。

 

では、あるシニア向け分譲マンションでかかる費用を具体的例としてみてみましょう。

 

分譲の費用としては3150万円(65平米)であり、立地としては政令指定都市の中心部にあります。管理費としては月に3万円、食費(自炊の場合は0円)は月に6万円かかります。
つまり、管理費と食費だけで月に9万円、ローンがあればそれに上乗せになります。

 

また、分譲マンションが基本ですが、賃貸でも展開しているところもあります。その場合のモデルを見てみましょう。

 

場所は駅からすぐの場所で、こちらは政令指定都市の中心部ですが駅からは徒歩10分以上かかります。
50平米で賃料としては月に8万円、管理費は4万円、食費(自炊の場合は0円)であり、月に5万円となっています。合計で17万円が毎月かかってきます。購入する場合は2890万円となっています。

 

分譲する場合は資産として価値がありますので、例えば特養などに入居することになれば売ることが出来ます。賃貸の場合は資産とはならないですので注意が必要です。

 

シニア向け分譲マンションの最大の特徴としては分譲ですので、もし入居を考えるのであれば分譲の方がおすすめです。
もし賃貸ならサ高住の方がサービス的にも充実しているといえます。

 

シニア向け分譲マンションの入居手続き&申し込み方法

シニア向け分譲マンションは、通常のマンションを購入する場合と同じ手続きを取ります。

 

ローンを組むのであれば銀行との面談もありますし、マンションを販売している不動産屋で契約をすることもできます。

 

契約する際には年齢確認や、健康状態の確認などが必要になります。通常のマンション契約ではしない健康診断の結果を提出するところもありますので、そのマンションに準じた書類等を用意する必要があります。

 

多くのシニア向け分譲マンションでは見学を実施していますので、購入前に見学に行き、説明を聞いてから契約をしていく流れとなります。

 

シニア向け分譲マンション空き状況

  • 空いていて入りやすい

 

シニア向け分譲マンションの空き状況としては、空いているマンションが多いという特徴があります。

 

その理由としてはシニア向け分譲マンションに代わる建物がどんどんできているからです。

 

例えば、サービス付き高齢者向け住宅や、健康型の有料老人ホームがそれにあたります。特にサービス付き高齢者向け住宅は、コンセプト的にも似ていますし、対象者も同じです。

サービス付き高齢者向け住宅の詳しい説明はこちら

 

また、シニア向け分譲マンションはサービス付き高齢者向け住宅のように賃貸はほとんどなく、基本的には分譲になりますので資金的なハードルは高いといえます。

 

そのため、資金に余裕がない限りは、賃貸のサービス付き高齢者向け住宅を選択する場合がほとんどなのです。

 

お住まいの地域にあるシニア向け分譲マンションを調べる方法

シニア向け分譲マンションを調べるには、不動産会社のホームページや、インターネットの検索で探す方法があります。役所の介護保険課などで聞いても管轄が違いますので、情報は持っていません。

 

シニアの安心相談室 老人ホーム案内」や「LIFULL介護」などのサービスでも調べることができます。

 

この2つのサービスでは、情報が見やすく表示されているのでわかりやすいですし、施設同士の比較もしやすいです。また、気になった複数の施設の資料請求まとめてできます。しかも無料です。

 

シニア向け分譲マンションに入れない場合はどうすればいい?

どういった理由で入れないかによってお勧めの施設が変わってきます。

 

もし資金的に購入することが難しい場合は、サービス付き高齢者向け住宅住宅型有料老人ホーム健康型有料老人ホームなどが選択肢として挙げられます。
入居一時金はありますが、シニア向け分譲マンションを購入する場合と比べると安いことが多いです。

 

介護が必要なために入居を断られる場合は、住宅型有料老人ホームケアハウスなどがおすすめであり、ここでもサービス付き高齢者向け住宅も対象となります。

 

さらに、常に介護が必要な状態であれば介護付き有料老人ホーム特別養護老人ホームなども視野に入れておくこともおすすめであるといえます。

 

 

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